八 龍 の 家


05.01.21


はじまりました!
クライアントとの出会いから2年。
そして、設計期間1年。
やっと着工となりました。
今回は円形のプランということで
いつもに増して設計に時間をかけました。
私たちは別名「ムーミンハウス」とか
「ゲゲゲの鬼太郎ハウス」と呼んでいます。
外観は全くの木造ですが、構造は混構造でRC+S造です。

写真のように今回も傾斜地です。
この土地もクライアントと一緒に探した土地です。
来週から本格的に始まる工事に備えて
今日はスタッフが木の伐採をしています。
 


05.01.22


今日は明日の地鎮祭のための準備です。
フェンスを撤去して、竹を敷地の四方に立てて
その竹を縄で繋いで敷地全体を囲う。
一連の仕事を2時間ほどで終えました。

今回は敷地内にそれほど木ははえていませんでしたが
やはり木を切ることには毎回のことですが
とても違和感があります。
自らの仕業であるにも、嫌悪感さえ覚えます。
より以上に豊かな景観を作らなければならないという
責任を痛感する瞬間でもあります。
 


05.01.23


今日、無事に地鎮祭を行うことが出来ました。
幼い女のお子様3人も参加しての地鎮祭でした。
傾斜地なので神主さんもいつもの勝手とは
少し違っていたようですが、滞りなく行って頂きました。

数ヶ月後の完成した姿を想像すると
今からワクワクしてきます。
 


05.01.24


掘り方が早速始まりました。
今日は配置と高さのに来ました。
一日で大方掘ってしまう予定でいます。
明日以降は地盤改良の段取りに入る予定です。
 


05.01.25


今日は地盤改良の打合せをしました。
主に位置と高さの確認をしてきました。
毎回のことですが、私の計画する敷地は
個性的な敷地が多いので
地盤改良をする職人も
重機操作のスペシャリストでないと難しく、
誰でも出来るわけではないみたいです。
 


05.01.28


今日は来週から始まる地盤改良工事のために
建物の位置が分かるように
測量し、ペンキで記してきました。
傾斜地なので水平を出しながら行う測量は
経験のないスタッフには意外に難しく
やり方を指示しながら、半日掛りで行いました。
 


05.01.31


今日から地盤改良工事が始まりました。
全体的には地盤の良い土地ですが
所々弱い部分もあるので
依頼している専門の会社と共に判断しながら地盤補強を
やらないと心配の残る土地ではありました。

あらかじめ調査したデータに基づいて
重機で掘削しながら耐力地盤を確認しながら
補強深度を決定して行きます。

明日までかかる予定です。
 


05.02.05


昨日の内に捨てコンクリートを打設し
今日は朝から墨出しを行っています。
午前中にはおおかた終わり、
来週からの基礎の鉄筋工事に備えます。
今回はプランが丸なので墨出しも
いつもの要領では済まないことが多く
外壁の墨出しは写真のようにコンパスを作り
回転しながら墨を出していきます。

墨を出すときいつも感じることなのですが
図面の上で想像していたボリューム感が
現実のスケールになって現れるとあらためて
その微妙なギャップを全身で修正し直す瞬間でも
あります。
 


05.02.08


昨日の午後からご指名の鉄筋職人の本間さんが
基礎の鉄筋工事に入ってくれていました。
明日、住宅保証のの検査が行われるので
今日中にどうしても完了するように
お願いしておきました。
円形なので一本一本の鉄筋の長さが違い
加工にとても手間取ったみたいです。
早速、今回の施工の難しさに直面しました。
やはりこの建物は私がいつも指名している
職人さんたちでないとダメだと確信しました。
写真の本間さんなんかは、この現場を待ち遠しく
思っていてくれたらしく、本当に楽しそうにやって
います。
 


05.02.09


今日は住宅保証の基礎配筋の検査がありました。
今日は私が立ち会えなかったので
所員の加藤君(左)に立ち会ってもらいました。
写真は検査員の松本先生です。
写真を撮っていただいたのが
もう一人
の検査員の肥後先生です。
提出書類の指示を請け、
配筋に関しては特に問題ありませんでした。
 

05.02.10


基礎ベースの型枠の工程に入りました。
再度墨の確認や型枠の施工について
大工さんと現場で打合わせをしました。

そこで階段部分に三次元曲線があるので
なかなか難しく、大工さんに原寸型枠図を頼まれ
早速、事務所に帰ってコンピューターに向かいました。
 


05.02.12


14日月曜日に基礎のコンクリート打ちをすることに
決まりました。
今日明日とはうすキーパーの矢野さんが
給排水の配管工事に入りました。
午前中、立ち会い現場確認をしました。
 


05.02.14


今日は朝から基礎ベースのコンクリート打ちを行い
ました。コンクリートの品質管理はなかなか大変で
特に私の指示は普段建築で使用するものと
違う高炉スラグを骨材とした水セメント比46%
スランプ12センチというものを指定しています。
一番難しいのがスランプです。
一般的には18センチくらいの柔らかいもので
打つことが多いのでなかなか私に指示に対応出来ず
苦労しました。
 


05.02.15


コンクリ−ト工事はそれぞれの工程で
大切な工事が順番に待ち受けています。
今日は何をやっているかというと
次の階の壁の打ち継ぎ部分のレイタンスを
除去する作業です。
レイタンスというのはコンクリートの形成には
不必要な不純物です。
この不純物は打ち終わった表面に浮き出て来るために
しっかり固まらないうちに除去することが大切です。
これを除去することで、打ち継ぎ部分の
接合強度が4、5倍上がりとても大切な作業です。
ちなみに作業の方法は、金ブラシで削り取った後
高圧洗浄機で洗い流します。
 


05.02.17


今日型枠が現場に入りました。
壁が曲面なので、前もって特注しておいて
加工場で加工したものが今日入りました。
写真は、型枠を設置していくための下地を
作るために水平の墨を出しているところです。

今日中におおよそ型枠が建ってしまうので
明日は現場の景色が大分変わっていると思います。

ちなみに明日は鉄筋屋さんが壁の鉄筋を
組む予定になっています。
 


05.02.18


型枠が建ちました。
少しずつ形になってきました。
今日は鉄筋屋さんんも入って
壁の配筋もやり始めました。
明日までかかりそうです。
今日は私も現場で、大工さんお手伝いを少ししました。

残念ながら、お話は出来なかったのですが、
クライアントからの突然の
差し入れがあり、とてもうれしかったです。
 


05.02.22


今日は設備工事と電気工事の入る日でした。
僕の仕事はコンクリート内に打ち込みかつ
打放しということで仕事の善し悪しが
そのままコンクリートに現れてしまうので
コンセントや配管の設置工事は慎重に
やらなければなりません。

写真はいつもお世話になっている
タカワ電気の広辻君です。
彼はまだ若いのでこれからが楽しみです。
 


05.02.23


昨日今日と内壁に使う型枠の塗装工事を当スタッフが
行っていました。
内壁の打放しの仕上げを良くするためには
欠かせない作業ですが、今回は予算がどうしても
捻出出来なかったので、スタッフでやることにしまし
た。だいたい予定通りに完了しそうです。明日からそ
の型枠を大工さんが建て込む予定にしています。
 


05.02.26



先日、塗装した型枠の立て付けも終わり
いよいよスラブの型枠を貼り始めました。
今日の夕方、スラブの塗装を終え
月曜日には再び鉄筋屋さんの登場です。
 


05.02.28                                   


今日は予定通り鉄筋屋の本間さんが
スラブの鉄筋に入りました。
円形ということで、スラブ筋は一本一本長さが違う
ので加工するにも大変だったことが想像出来ます。
案の定鉄筋のそれぞれに番号がついていました。

予定通りといいましたが,実は床の型枠が予想以上
に大変で日曜日も大工さんは現場に出て仕事をして
いました。午後にスタッフの加藤君が塗装をしてぎ
りぎり今日の工程に間に合いました。
 


05.03.01


今日は多くの職人さんが現場に入りました。
大工さん、鉄筋屋さん、電気屋さん、設備屋さんです。
3日のコンクリート打ちに向け、
おおかた今日目処を立てる予定でいます。

私も午前中立会い、電気の位置の確認や
設備の配管の確認、鉄筋の配筋のチェックなど
を行っていました。
 


05.03.03


今日無事コンクリート打ちが終わりました。
私自身も日々試行策後をしながら家を造っていますが、
今日のコンクリート打ちもその1つでした。
割れないコンクリートを目ざし、先日講習会で得た
有効な作業を行いました。
その1つは再振動という、打ち終わった後再び壁内に
バイブレーターを挿入し、閉め固めを行う事です。
そのため、バイブレーターもいつもの2,5倍ほど強力な
ものを使いました。
またスラブの閉め固めもいつもの倍以上入念に行いました。
やってみたら意外に簡単で,
大変充実したコンクリート打ちができました。
 


05.03.08



昨日から型枠のばらしが始まりました。

外回りがすべて外れたので今日はスタッフ2人と
私で一日乾燥を防ぐための養生をしていました。
この養生の仕方も新しい試みです。

コンクリート面をビニールシートでラップする事です。
コンクリートの急激な乾燥を避けるためです。
床面もビニールシートを張りました。
そして、水を浸して湿潤状態を保つようにします。
コンクリートのひび割れを極力少なくするための
一連の作業の中で最後の大切な工程です。

それぞれの工程は,ほとんどの人が知らない作業ですが
これが現在最も信頼できる最先端な工法であります。
しかし、とてもローテクで手間のかかる事です。
でもこれが標準となり、普通にやるようになれば
それほど大変なことではないような気がします。

大切な事は、コンクリート工事にとって
これらを普通の標準工事にする事です。
そのような意識を職人たちに持ってもらう事だと思います。
 


05.03.12


一昨日地中に埋まる部分の防水工事が終わり、
昨日は雨で一日現場はお休みでした。
今日は午前中にスタッフ2人で
防水部分の保護シートの貼付け作業を行いました。
また,設備の矢野さんが地中に埋まってしまう部分の
配管工事を行いました。
今日最も作業が進んだのは,型枠工事です。
午前中現場に行ったときは,
全く型枠は起きていなかったのですが
夕方、きたときはこの写真のようになっていました。

月曜日はいよいよ埋め戻しの工程になります。
 


05.03.15


昨日、埋め戻しが終わりました。
写真では分かりにくいですが、一挙に
完成のイメージが想像出来るようになってきました。
今日は壁の鉄筋工事をやっています。
明日はブリッジ部分の地盤補強の工程になっています。
 

<
05.03.16


今日から再び地盤補強工事が始まりました。
地盤補強といっても今回はブリッジの基礎と
駐車スペースになる部分の成型工事が主な工事です。
事前の工事で土が不足し、予定通り工事が進まず
補強工事のスタッフには迷惑をかけてしまいました。
 


05.03.18


昨日は雨で結局仕事は中止になりました。
今日、駐車場廻りの成型作業を完了する予定です。
建物の工事は、鉄筋工事や電気設備工事などは
おおかた完了し、今日は型枠大工さんが
内壁の型枠を立込み準備に入りました。
スタッフの加藤君も型枠の補修や塗装のため
現場に入って作業をしています。
 


05.03.24


昨日は結局一日雨でしたが、どうにか予定通り
今日、床の型枠が終わりそうです。
一方で建物周囲では足場の設置が始まりました。
この後の鉄骨の建て方や外装工事に必要になります。

週末に鉄筋工事が始まり、
来週後半にコンクリート打ちを行う予定です。
 


05.03.25


今日は玄関前の階段やブリッジの型枠を作っています。
午後から事務所のスタッフが床の型枠に
ウレタンを塗装に来る予定です。
小雪まじりの不安定な天候ですが
明日は鉄筋職人の本間さんが入る予定なので
塗ってしまわなければなりません。
 


05.03.26


予定通り鉄筋工事に入りました。
周囲に足場もできて、コンクリート工事も
もうすぐ完了ですが、
なんだか建設現場のようになってきました。

コンクリート打ちが完了すると
いよいよ毎回ご指名の鉄骨職人の松井さんの出番となります。
月曜日には一部材料を現場に搬入しがてら
事前打合せにきて頂く予定になっています。
 


05.03.29


この写真は、スタッフがバルコニーを受ける梁になる
スチールのフラットバーをコンクリートの床に
打ち込むために設置しているところです。
予定では昨日行う仕事でしたが、雨のため今日設置しました。
午後から鉄筋屋の本間さんがこのバーの上に鉄筋を組み
大方の鉄筋工事は終了しました。
明日は電気と設備工事を行います。
私はこの上の階の鉄骨工事のために
アンカーボルトの設置をする予定でいます。
 


05.03.30


今日は予定通り電気と設備工事が完了しました。
私も午前中にアンカーボルトを設置しました。
その他配筋のチェックや不良箇所を
スタッフの加藤君と直していました。
また午前中に住宅保証の検査が入り無事とおりました。
明日は午後からコンクリート打ちです。
 


05.03.31

今日最後のコンクリート打ちが完了しました。
ミキサー車の都合で午後からのコンクリート打ちとなりました。
毎回コンクリート打ちは何かのハプニングが
付き物ですが今日もいきなりバイブレーターが
1つ動かないというハプニングがありました。
いつも同じスタッフで行っているので、僕のシビアな要求にも
迅速に答えてくれて比較的スムーズに解決しました。

ただ打ち終わったのが午後4時半頃だったので
コンクリート金コテ押えをしなければならない階段などが
深夜でなければ仕上がらないので、
左官さんは夜遅くまで現場で仕事をしています。
 


05.04.06


今週に入り型枠のばらしを行っていました。
昨日から壁のシート養生を行い、
今日は打ち継ぎ目地や埋設部分の防水工事を行いました。
 


05.04.08


いよいよ鉄骨屋の松井さんの登場となりました。
今日は来週から始まる鉄骨工事の下準備のため
アンカーボルトの採寸に来ました。
とても手間のかかる仕事なのでほとんどが工場での仕事で、
それももうすでにほとんど完了しているそうです。
したがって、現場では3日ほどの作業で済むそうです。
 


05.04.11



予定通り今日から鉄骨工事が始まりました。
今日はベースプレートの設置をする予定になっています。
明日からはいよいよ壁が立ち上がってくるので
一気に外観が想像出来るくらいになると思います。
 


05.04.12


今日は朝から雨がちな天候でしたが
予定通り鉄骨の建て方を行いました。
午後は本降りになり、今日はここまでとなりました。
だんだんイメージした形が出来上がってきました。
こういう時がこの仕事をしていて
歓びを感じる瞬間でもあります。
明日は屋根廻りの鉄骨を組み上げる予定でいます。
一応、明日で鉄骨仕事は終わる予定でいます。
 


05.04.14


屋根の鉄骨が組み上がりました。
やはりなかなか難しく少し時間がかかったようです。
この階はLDKになる部分ですが、
トップライトの高さや空間のボリュームを
始めて体感することが出来ました。
また,前面道路からの立ち姿も
確認することが出来、
イメージにあまり狂いがなかったことに
安心しました。
 


05.05.10


お待たせしました。
スケジュールの調整で,ある程度大工さんんが
入る時期に余裕をみていたのですが、
少し空きすぎてしまいました。
その間、全く現場は進行しなかったわけではなく
型枠の撤去や足場の組替えや木材の加工などを
していました。
本格的に現場での大工仕事は今日からです。
大工工事が終わる、3ヶ月後には
全く違う景色になっていると思います。
 


05.05.14


材料の加工も終わり、今日から軒の杉を貼る仕事です。
円形の屋根でかつ勾配があるので、軒の杉板も
少し扇形に加工してあります。
なかなか現寸で寸法をとることが難しいので
コンピューターで制作図を描いて
作ってもらいました。
それが現場で合うかどうか心配でしたが
計算通りぴったりで一安心。
 


05.05.16


今日で大方、屋根下地の工事が終わります。
そこで、今日は鈑金職人の伊藤さんに現場に来て頂きました。
一緒に採寸し、板金加工の打合せをしました。
特殊な形状なので、今回も私が鈑金の製作図を作ります。

写真の三角形の部材は、軒先を丸く切るため大工さんが
作ったものです。
てっぺんに釘がさしてあり、これにピアノ線を引っかけて
それを頼りに電動のこぎりで一周して切るということです。

口で言うのは簡単ですが、これはプロでなければ
ガタガタになってしまいます
 


05.05.18


屋根下地も終わり、今日から壁下地の
耐力面材(ダイライト)を貼る工程になりました。
ダイライトは現在市販されている構造用面材の中では
耐力、耐火、耐蝕、耐候性、透湿性などにおいて、
最もコストパフォーマンスに優れた建材だと思います。

が、1つだけ問題があります。
それは、まだ有効なリサイクルの方法が
見いだされていないことです。
「燃えない」「腐らない」というメリットは、
即、デメリットにも繋がります。
近い将来、リサイクルが出来るということも
聞いているので、それに期待しています。

でも、大切なことは長持ちさせることだと思います。
 


05.05.19


今日はダイライトのビス止めをスタッフと
一緒に行いました。
このビス止めが、構造的にはとても大切なので
ビスのピッチや本数を確認しながら行いました。

写真左は、下地が鉄骨なのでドリルで
下穴をあけているところです。
その後、インパクトでビス止めをしていきます。
合計2.000本のビスを使用しました。
 


05.05.20

早速、今日は防水シート(タイベックシート)を
全面に張ります。
日本では、タイベックシートが発売されてから、
他社メーカーから同様なものが多く発売されましたが、
独自の特許をもつデュポン社のこのシートは、
透湿性、防水性、耐久性、耐候性、どれをとっても
一日の長があると思います。
その後、曲面のコンクリート壁を
作るために使った曲面型枠を一定寸法の幅に
切りそろえ、外壁面の下地胴縁として再利用します。
これは、廃材を出来る限り減らすためと
施工精度の向上を計るために一石二鳥の仕様です。
 


05.05.21


今日は屋根工事です。
これは,防水紙(タイベックルーフライナー)
を貼っている写真です。
左下の三角の部材が先日、制作図で指示した屋根の鈑金です。
正確に作ってきてもらっていますが、
やはり机上と現場は,ぴったり合うわけもなく、
最終的に並べた段階で、数センチの誤差が出ました。
その誤差を、2枚作り直すことで、調整することにしました。
 


05.05.25


今日は屋根の仕上げです。
先日、寸法の合わなかったところの屋根材の設置工事です。

少し心配だったので、現場で確認したところ
どこを調整したのか分からないくらいだったので
一安心しました。

写真は、軒先の唐草仕舞いをしているところです。
 


05.05.27


今日は床暖房の配線工事です。
敷設位置の確認と配線経路の確認をしてきました。

週明けにはこの上にモルタルを打ち、
埋込んでしまうので、毎回慎重に行っています。
 


05.05.31


床暖房の配線工事も終わり、
今日は配線を保護するためのモルタル打ちです。
この上に直接下地の合板を貼り、
フローリングを貼っていくので水平精度が
とても要求される仕事です。
 


05.06.10


現場は順調に進行しています。
最近は、壁や屋根の断熱や壁下地などの
工程に入っていました。

断熱材が余ってしまい、屋根部分のみ
断熱材を設計の2倍の厚さにすることにしました。
その仕事は予定外の仕事なので、大工さんにしてもらうのは
忍びなかったので、私とスタッフですることにしました。

写真でも分かるように、一部天井下地の合板を
貼リかけていますしたが、大工さんには今日は他の仕事を
してもらうことにしました。
 


05.06.15


天井下地と平行 して、壁下地を施工しています。
最近は材料の搬入と工程を
毎日大工さんと打合せしながら進めています。

天井の中心部がまだ終わっていませんが
指示した下地材ですと曲率がきつく
滑らかな曲面にならなかったので
現在、曲がる合板とプラスターボードを
再度注文し直しました。

明日,仕上材の桐材が入ってきます。
 


05.06.29


先日来より、窓枠の加工や取り付けをやっていましたが
材料の加工などで結構時間がかかっていますが
徐々に進行しています。
今日から、床下地の合板を貼る工程に入りました。
 


05.07.01


大方、床下地の合板も貼り終わり
今日からは、1階部分のフローリングを貼り始めます。

床もすべて円形なので、
壁に接する部分はすべて曲面になるので
一枚一枚すりあわせながらの施工になるので
いつもの倍くらい時間がかかりそうです。
 


05.07.04


フローリング貼リも順調?に進んでいます。
写真は壁際の擦り合わせをしているところです。
コンクリート打放しの壁も
きれいな曲面ではないので
微妙な凹凸もピッタリ合わせて加工して貼っています。

やはり出来上がりを見ると気持ちが良いです。
 


05.07.06


枠の加工もやっと終わり、いよいよ現場取り付けの
段階まで来ました。
やはり図面通りにはいかず、
早速,現場で打合せすることになりました。

図面通りにはいきませんが、木製の窓廻りが出来ると
圧巻だと思います。
現場から電話がかかってくると
ドキドキしますが、今からとても楽しみです。
 


05.07.08


今日も大工さんには、床や枠の取り付けを
進めてもらっています。

ここは浴室です。
仕上はモルタル金コテ仕上です。
レーザーで水平のレベルを出して、
それを基準に水勾配などの墨出しをします。
床に見える線は床暖房の線です。

職人は左官の吉田さんです。
良い職人ほど、えてして無愛想なもので、
彼も例に漏れずとても無愛想です。
しかし、とてもまじめで良い仕事をします。
私は彼のような職人が大好きです。
 


05.07.11


枠の加工取り付けで苦戦しています。
おおかたの加工は済んでいるのですが
いざ現場で加工取り付けをしようとすると
その順番で細かな加工が全く違い
取り付かなくなってしまうので
もう1、2日その段取りで
ほとんど進んでいない状況です。
今日も一部施工図を変更しました。
今週いっぱいは十分かかってしまいそうです。 
 


05.07.12


今日も枠廻りの打合せです。
打合せの度に微妙に変更があるので
足しげく現場に通う必要があります。
写真でもお分かりのように
もうすでに枠を付け始めています。
枠も曲面で加工されているので
納まっているところを見ると
とても気持ちが良いですが
その産みの苦しみは
いかばかりかです。
 


05.07.13

やっと枠廻りの段取りの山を超えました。
段取りと大工さんの出来上がりのイメージが
合うまでは、失敗は許されないので
なかなか道具を持つに至りません。
決まってしまえば、御覧の通り結構進んでしまうもので
この廻りの枠は今日中に終わる予定です。
1階の枠も金曜日には出来る予定です。
 


05.07.15

窓廻りの方立てを差し込むための
彫り込み部分の写真です。
窓も円形にそって微妙に角度がついているので
方立ても御覧のように台形になっています。
それにガラス溝や水切りのかえしなどが絡むので
見た目以上になかなか複雑です。

出来上がりは家具のようで
生きた職人仕事をクライアントに提供出来ることは
この上ない幸せです。
 


05.07.19


最近は大工さんが3人入っています。
階段や枠廻り、床などに別れてやっています。
ここ数日で階段も終わりそうですが
やはりコンクリートの精度は
造作をする大工さんには満足がいくものではないので
今日も急きょ打ちのスタッフが
コンクリートの削りやはつりに現場に走りました。
 


05.07.20


だんだんとスタッフの仕事が増えてきました。
右の写真は木枠の仕上をしています。
はじめに水引(水で濡らし木目を立たせる)をし、
乾燥後に写真のように紙ヤスリで滑らかにします。
その後に浸透性の無色透明の保護塗料を塗ります。

右の写真は、階段板を設置するために
コンクリート面の水平精度を調整しています。
この作業は粉塵との戦いです。
手前にちらっと見えるのが扇風機です。
これで粉塵を飛ばしています。
 


05.07.27


一部内装の仕上を残し
そろそろ外壁を貼っていこうと思っています。
この写真は、玄関廻りの庇や枠材を取付けています。
これが終わると外壁廻りの枠はすべて終わります。
明日、外壁材が入ってきます。
一ヶ月後には今と全く違う景色になるので、
お楽しみに!。
 


05.08.03


やっと外壁材の施工に入りました。
10日ほどでおおかた貼り上がると思います。
私のイメージしたものが
この期間に突然姿を現すという感じです。

今日は他に鈑金職人の伊藤さんが
開口部の水切りや玄関の屋根の鈑金を
施工しています。
 


05.08.04


外壁に隠れてしまいほとんど見えなくなってしまう
ので鈑金職人の伊藤さんの細かな仕事を紹介してお
きます。これは窓下の銅製の水切りです。 
写真では少し分かりにくいですが
先端に幅1センチほどの溝が設けてあります。
これがないと下にある外壁の下地胴縁に直接雨がか
ってしまい、早く傷める原因になります。そんな時
この溝があることにより雨を受け、側に仕掛けた吐
水口より外壁の外に排水されるという仕組みです。
実はここにあたる雨はそれほどたいしたものではあ
りませんがこんな些細な1センチ前後の間で仕掛け
る仕業の積み重ねが、永く使い続けて頂ける大切な
仕事です。
 


05.08.05


窓廻りの部分にさしかかりました。
この部分は杉の外壁材をひとつおきに
取付けたて格子のような二なりますが
この材料は後日紹介しますが
斜めに取付けているので
道路からは格子があるようには見えず
他の部分と変わらない杉の壁に見えます。
これには大切な設計上の意図があります。
あくまでも道路側から見える景色は
あまり生活の表情がが出ない木製の円筒の
オブジェのように見せたかったからです。
 


05.08.06


外壁の詳細を紹介します。
杉材(90X30)を真ん中で45度にカットして
写真のように並べていきます。
重なる部分に釘打ちをするので
完成時に釘は見えません。
また、将来のメンテナンス時には
材を斜めに引き抜けば簡単に取り替えることが出来ます。

御覧のように外壁表面は洗濯板のようになります。
これが微妙な陰影を写し出し、
杉材と相まって、とても豊かな表情を
作り出してくれます。
 


05.08.08


今日から大工さんが一人増えて、
3人で外壁を貼っています。
高さがあるので上下の移動がなく、
2人で貼る2倍以上の早さで貼ることが出来ます。
問題がなければ、今週中にほとんど貼れてしまうと
思います。

下の写真は、外壁が貼れたところから
スタッフにより、外壁の保護塗料を塗り始めました。
この塗料は紫外線による焼けも保護するので
なるべく早く塗る必要があります。
 


05.08.10





この工事もだんだんと終わりに近づいてきました。
出入りする職人の数も多くなって来ました。

今日は建具職人の樋口君が
外回りの窓を取付けに来ました。
先日採寸した1階と地下1階の窓です。
微妙に角度のついた建具を難なく作って取付けています。
毎会話tら史は変わったことをやらせるので
特に驚いた様子もなく、いつも通りの作業です。

下の写真は家具職人の宮島君が
キッチンの現寸で採っています。
円形と言えどもこの規模になると
数ミリの誤差はいたしかたなく
その誤差をいかにクリアーするかを
打ち合わせました。
 


05.08.19



昨日から仕事が始まりました。
あと一ヶ月ほどで、現場も終わります。
ある程度目安もついてきたので、
数日は2人の大工さんでやってもらおうと思っています。

上の写真は、LDKの内壁を貼っているところです。
厚さ9ミリの桐板を5センチ幅に加工して
縦に貼っていきます。
品の良い板目が小幅の縦目によって
よりいっそう切れ味の良い清々しい空間に
なることを期待しています。

下の写真は、バルコニーの部分です。
この部分は大工さんと相談して
下地の材料や納まりを少し変更しました。
見えがかり部分は杉の赤身で、変更したことには
気づきませんが、下地材はより耐候性のある
南洋材のセランガンバツ材に変えました。
値段は倍ほどしますが、耐候性は倍以上です。
仕上のデッキ材は容易に交換出来ますが、
下地材は難しく、金額以上の効果はあります。
 


05.08.26



今日はガラスのはめ込みの日です。
盆前に採寸をしたものです。
地下1階や一階部分の防犯ガラスや
下の写真のトップライトのガラスです。
これらはどれも納期が10日程度必要なものです。
特にこのトップライトのガラスは
結露の恐れが十分にあるので
ペアガラスではなく、ダブルペアガラスになってい
ます。このように丸く制作し、周囲をコーキングで
固定します。実は水平ではなく、微妙に勾配を付け
て設置してもらいました。
その理由は、少しでも水はけを良することで
汚れにくくするためです。

上の写真はトップライトの施工後に
2階のLDKに落ちるトップライトの光の写真です。
この光は、刻々と形を変え来年の今日、同じ時刻で
なければ、二度とお目にかかることは出来ません。
まさしく一期一会の光です。
一年を通して感じられるこの光は、
住人のみに与えられた特権です。

ささやかではありますが、これは
私からクライアントへのプレゼントです。
 


05.08.29


現在は3人の大工さんが現場にはいっていますが、
今日は玄関の天井部分の施工の様子を紹介します。
図面では、壁や枠と天井材と接する部分の納まりは隙間を
6ミリと指示してあるのですが、空間の雰囲気や材料の
個性などを考えて、今日変更を指示しました。
その間隔は1ミリです。この方が空間の繊細さや
桐材の個性を生かせると思ったからです。
この微妙な現場での感覚がとても大切で図面では表現出来ない
私なりのセンスが生きるところになります。
一事が万事、現場監理というのは、この連続で設計図だけでは
オリジナルは出来ないということです。
 


05.09.01


バルコニーの床が終りました。
今日からは、手すりの施工に入ります。
大工さんと相談して、少し納まりを変更しました。
大工さんの仕事の確かさのおかげで
このバルコニー廻りも完璧なほど
美しく納まっています。
早く手すりが出来るのが楽しみです。
まだ3、4日かかりそうです。
 


05.09.02


今日は、事務所のスタッフ2人も参加して
キッチンの棚付けの手伝いをしました。
以前より打ち合わせを進めていたキッチンが
いよいよ取り付けの工程になりました。
今日はその第一弾の吊り戸棚です。
本体は、来週の予定ですが、その前に、
棚廻りの桐板貼りを月曜日くらいまでに
終えてからになります。
毎回キッチンは、自ら設計して現場で作り付けていますが
今回は特に建物の形が特殊なので
現場での微妙な調整が必要なので
そのやり方はとても有効でした、
 


05.09.05


今日は建具職人の樋口君親子が建具を
取付けに来てくれました。
今日は主に、2階のテラス廻りの建具と
先日取付けた窓の金具の取り付けです。
おおかた予定通り完了しました。
内部の建具は、来週です。
 


05.09.06

バルコニーも今日明日でやっと終りそうです。
見積以上に手間はかかりましたが、
予想以上の出来に、安心しています。
床の強度や手すりの強度も申し分ないようです。

今日は他にキッチンの天板と部材を搬入しました。
それらはすべて家具職人の宮島君にお願いして
その部材を組立てるのは大工さんです。
そして、引出しの取り付けは建具職人の樋口君です。
一般的なシステムキッチンを現場で組立てるのとは違います。
しっかりとした計画と図面、現場管理が前提となりますが、
この方が、コストが抑えられ、納まりのいいキッチンが
出来上がります。
 


05.09.08



台風も無事通過し、今日再開しました。
棚廻りの壁の施工も終り、
いよいよ今日から、キッチン本体に取りかかりました。
今日明日で本体とカウンターは完了します。
その後、再び宮島君が引出しの採寸をし、制作に入ります。
数日後に、その引出しの取付け調整を樋口君が行う
という工程になっています。
これこそ本当のコラボレーションで、
このチームワークを、私が扇の要となって進めていきます。
キッチンはとても分かりやすいですが、
一事が万事これらの積み重ねが家づくりだといえます。

いよいよテラスが完了します。
今日は最後の工程の、手すりの取付けを行っています。
今日は、ビスや金物を買いにホームセンターに
4回もいってしまいました。
なかなか一回で済まないのが辛いところです。
写真では出ていませんが、早速テラスの下では
スタッフが、保護塗料を塗っています。
 


05.09.09


予定通り、本体とカウンターの施工が終りました。
週末には宮島君が採寸に来ます。

大工仕事も今日でおおかたが終り、
来週からはひとりになります。
残りの大工仕事は、外壁の一部です。
材料納期が、月末になるので
大工仕事は、その頃が最終になりそうです。

今後は、左官工事や設備関係の仕事がメインになります。
外部では、スタッフによる外構工事が始まります。
 


05.09.14


一部仕事は残っていますが、材料の納期の問題もあり、
今週は一日だけ大工さんがは入りました。
来週からは、室内では左官さんの仕事が始まり
外部では、設備関係の仕事が始まります。
その合間を見てここ数日は、
スタッフによる木部のペーパーがけや
防腐塗料の塗装をしています。
他にも昨日は、宮島君がキッチンの引出しの
採寸に来たり、造園デザイナーの糟谷さんが
敷地を見に来られました。
 


05.09.16


足場を撤去する日が来ました。
毎回ですが、設計者とってこの日は特別な日です。
我が子に始めて面会する日のような気分です。
いろんな意味で一喜一憂する日でもあります。

足場をとると一挙に建物の全容が現れます。
が、完成までにはまだ一ヶ月以上かかります。
来週からは、外回りで設備の配管工事。
中では、左官職人の松田君が
珪藻土塗りの準備にかかります。
 


05.09.21




室内では一昨日からリビングの天井下地を塗り始めました。

外回りでは、昨日から設備の矢野さんが
外回りの配管の施工をはじめました。
今回も傾斜地なので、重機を使いながらの
配管の設置は、危険が伴うので
とても気を使う仕事です。

また、今日はスタッフ5人で内部の掃除や
養生の撤去を行い、今日からは室内は土足厳禁になります。
真ん中の写真は、天井の汚れを
紙ヤスリで、取っているところです。

来週からは、室内の桐の部分にワックスを塗るため
何が良いか現在検討中ですが、
そこで家具職人の宮島君に相談したところ
数種類のワックスを持っているとのことで
急きょ工房へ出向きました。
そこで数種類のものを試しましたが、
今一歩納得出来ず、再度違うものを
取り寄せて試してみようと思いました。

宮島君のところヘ行った時に
ちょうど、キッチンの扉を作っていたので
写真を撮ってきました。
 


05.09.22


先日、ひび割れ防止の樹脂モルタルを塗り終えました。
仕上は、珪藻土を塗ります。
珪藻土は、今流行の素材ですが、食品と一緒で、
気をつけないと、とんでもないまがい物が
市場に多く出回っています。
今の段階で最も信用出来る「エコクィーン」を選びました。
トップライト廻りはそれでも心配なので
防露断熱材を下地に塗りました。
仕上は来週です。
 


05.09.26

ここ数日は、スタッフによる外構工事が続きます。
今日は、建物周囲の地面の整地です。
微調整はやはり人力に頼らなければなりません。
まだ、外仕事をするには、少し暑いですが
真夏を思うと大分楽になりました。
 


05.10.01


今日は久しぶりに鉄骨職人の松井さんの登場です。
外部階段の手すりの採寸です。
また、美しい手すりが出来ることは間違いありません。

今日はその他、建具の樋口君が親父さんと弟を連れて
取付けに来てくれました。
建具は、来週の玄関戸の立て付けで完了です。

その他、スタッフ4人で壁のワックス掛けや、
職人がやらない隙間の仕事をやっています。
 


05.10.04


外壁も昨日でほぼ完了し、
今日、残っていた足場も取り外しました。
外構も本格的になってきました。

今週と来週で中の設備や電気もほぼ完了し
いよいよとなってきました。

今月末の淋しくもあり、うれしい引渡に向け、
気合いを入れ直そうと思いました。
 


05.10.06


先日採寸した手すりが、出来上がり
今日は取付けの日になりました。
毎回ですが、手すり自身も完璧な出来上がりですが
建築に取付ける施工も、考えられない精度で
とりつけています。
この写真は、ドリルでコンクリートにボルトを差す穴を
あけているのですが、誤差は1ミリッ前後であけなければ
手すりがつきません。
プロならば分かりますが、
コンクリートを1ミリ前後の誤差で
施工するのは、全く常識的なことではありません。
 


05.10.07


玄関戸が、今日やっと取り付きました。
先日から、樋口君と細かな打ち合わせをしたものが
現実に私の目の前にやってきました。
予想以上の出来と、存在感に
思わず、樋口君に手を合わせてしまいました。
本当に職人に恵まれ、楽しい現場です。
室内では、電器の息子の広辻君が
スイッチや照明を付けています。
また、設備の矢野さんは、便器や水栓を取付けています。
 


05.10.12


これは、玄関の把手です。
鉄職人の杉さんの作品です。
形は、私が決めましたが、写真では全く伝わらない
この存在感は、杉さんの丹念な手仕事によるものです。
コンピューターで描かれたものを再現するのとは
全く遠い世界のこのものづくりこそ、
今最も大切にしなければならないことだと思います。

私の仕事は、これらの丹念な仕事を、
建築全体の中で、目立たせず、主張させずに
さりげなく溶け込ませることです。
そして全体として、より質の高いものへと
完成度を高めていくことだと思っています。
 


05.10.18


内装工事もほぼ完了し、ここ数日は、外構工事です。
今日は、道路面の側溝の改修工事です。
一部、U字溝を取り替える予定でしたが、
ちぐはぐでかっこ悪そうなので
ほとんど撤去して、やり直すことにしました。

向こうに見える大きな土のうは、一部平地に敷く砂利です。
これも今日、敷き終わりました。

明日は植栽工事です。
 


05.10.19


今日は、植栽の日となりました。
中央が、毎回お世話になっている糟谷さんです。
青服三人は、オープンデスクの女性3人です。
糟谷さんに指導を受けながら、芝の貼りをしています。
この後、子グマ笹のポット苗の植え付けの指導を受け、
それも夜遅くなりましたが、植えてしまいました。
男性スタッフは、もっぱら力仕事で、
斜面のスリップ止めのための大綱を設置しました。
これは糟谷さんが考えたものですが、予想以上に手間がかかり、
明日までに終わりそうもなく、少し予定がずれました。
どうにか、週末のオープンハウスまでは、
間に合わせたいと思っています。
 


05.10.31

ありがとうございました。
ご案内させていただいたオープンハウスも、先日無事
終了し、おかげさまで工事も無事終了することが出来
ました。クライアントとは、土地探しを含め、足掛け
4年。拙い私に、我慢強くお付き合い頂き、本当に感
謝の気持ちでいっぱいです。今回も、クライアントの
多大なご理解のおかげで、完成度の高い、十分に満足
の出来るものが出来上がりました。今は、その思いが、
そのままクライアントの満足に繋がることを期待して
おります。これからも、末永く良いお付き合いをして
いきたいと思っております。

また、私のわがままを、いつも嫌な顔をせずに聞いて
くれる職人さんたちに、この場を借りて御礼を言いた
いと思います。
「みなさん。ありがとうございました」